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パソコンと各種ソフトウェアを使用してのプリントアウトは、調整できる内容も多く、楽しいものです。しかし多くの初心者の方に見られる失敗として“処理のしすぎ”があげられます。デジタルフォトは画像処理をしなくては、と思いこんでしまい不要な処理を行ったり、強すぎる効果をかけてしまったりするのです。 処理のしすぎの中でも多いのが、シャープネスの調整と彩度の調整です。多くの方がよりクッキリとした写真に見せようと強いシャープ処理を施して、汚い画質にしてしまっています。また鮮やかな画像の方がと、彩度を極端に高くしてしまう方も多いようですが、写っている被写体からして不自然なまでに派手な色にしてしまうことも多いようです。 パソコン処理は度を超すと極端に画質を低下させてしまいます。これでは、どんなに高画質なカメラやプリンターを使用しても意味がありません。
処理のしすぎを防ぐための良い方法は、作業する際に必ずストレートプリントを行うことです。 ストレートプリントとは、用紙設定や用紙に合わせたサイズ設定のみ調節し、色やシャープネスなどはいっさい処理を加えずにプリントすること。このストレートプリントで問題がなければ、それで完成です。ここで不満に感じる部分があれば、そこで初めてレタッチ処理を施せばよいのです。あらかじめ、ストレートプリントをしておけば、それを見ながら、処理の度合いを考えることができます。これはどのようなソフトを使用した場合も同様です。
作業する際に必ずストレートプリントを行う
こうして比較すると右の方が一見シャープで鮮やかに見えますが、よく見ると明るい部分の階調はなくなり、落ち葉の輪郭がギザギザして見えます。それに対してストレートプリントの方は暗部から明部まで豊かな階調を持っています。つまり、やみくもな処理によって、元々画像データが持っていたクオリティを低下させる結果になってしまったワケです。初めにその画像データがどれくらいの画質を持っているかを知るためにもストレートプリントの制作は欠かせないものといえるでしょう。
最初に、いきなり彩度を極端に高くしてプリントして、あとからストレートプリントを見ると、冴えないプリントに見えてしまうでしょう。従って、まず初めにストレートプリントを行い、後で処理を施す習慣をつけましょう。それでは、このストレートプリントの制作手順を説明していきましょう。
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