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進化した撮影スタイル | 画像圧縮率が画質に与える影響
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画像圧縮率が画質に与える影響
JPEGの特性を理解し、最適な画質モードを選ぶ
一言に“画質”といっても、高解像度=高画質というわけでもない。デジタルカメラの場合、データの保存にJPEGと呼ばれる圧縮形式を採用している。このファイル形式は、データを保存する際に、画像をいくつかのブロックに分けてサンプリングし、階調情報が似通っている部分を同じデータと見なすことでファイルサイズを圧縮するものだ。つまり、この単位ブロックの面積を大きく取れば取るほど圧縮率は高くなり、ファイルサイズも小さくできる。

しかし、JPEGファイルで気を付けなければならないのは、「圧縮率が画質にも影響を与える」ということ。ブロックごとに階調の効率化が図られるということは、圧縮率によって細部の描写性能に影響が出ることでもある。実際、下の比較画像を見てもわかるとおり、圧縮率が高いとブロック状の階調ムラが現われる。とくに、このノイズは似通った色が広い面積を占める部分に出やすく、逆に細かな模様や階調に極端な差がある部分にはほとんど影響がない。つまり、空の青や木々の緑など、同じ色調が固まって存在する風景写真のほうが圧縮率による影響を受けやすいことになる。また、解像度が低くなると、さらに影響が大きくなることも頭に入れておくとよいだろう。
スーパーファインモードでの撮影 同じ色調が固まって分布する風景写真ほど画像圧縮率の影響を受けやすいため、スーパーファインモードでの撮影を心掛けたい。   画像圧縮率の変更
画像圧縮率の変更

画像圧縮率は、解像度変更のサブメニューとして用意されている。
画像圧縮率と画質の変化
スーパーファイン スーパーファイン [スーパーファイン]

もっとも画像圧縮率が低いモードで、ノイズが現われにくい。船体の白の階調のところにもほとんどノイズは見られない。
ファイン [ファイン]

初期設定の圧縮率。船体の文字のまわりや、鎖のまわりなどでブロック上のノイズが見られるが、拡大しない限りはほとんどノイズが気になることはない。
ファイン
ノーマル ノーマル [ノーマル]

もっとも圧縮率が高いモード。ノイズは増えるが、ファイルサイズを小さくできるので、メモリカードへの書き込み時間が短縮できるメリットがある。スナップショットを連写するときなどに有効だ。
画像1枚あたりのデータサイズ(目安)
モードと記録画素数
PowerShot S70の例)
圧縮率
スーパーファイン
スーパーファイン
ファイン
ファイン
ノーマル
ノーマル
L 3072×2304 pixel
3277KB 2048KB 964KB
M1 2592×1944 pixel
2675KB 1489KB 745KB
M2 2048×1536 pixel
1725KB 957KB 478KB
M3 1600×1200 pixel
1074KB 599KB 301KB
S 640×480 pixel
272KB 166KB 97KB
圧縮率で変わるカメラレスポンス 圧縮率で変わるカメラレスポンス

スーパーファインモードは圧縮率が低い分ファイルサイズが大きく、メモリカードへの書き込みに時間がかかる。このモードを常用するなら、縦位置で撮影した画像をプレビュー時に回転させる縦横自動回転機能や、撮影後のプレビュー機能を[切]にして、レスポンスアップを図りたい。

縦横自動回転
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