カラーコントロール編
カラーマネジメント(7):カラースペース

カラースペースとは


カラースペース(色域)とは、可視色域内(Lab領域内)における色再現可能範囲の事です。コンピュータ周辺機器やアプリケーションソフトウエアで扱えるカラースペースには、sRGBやAdobeRGB、CMYK等があります。
デジタルカメラやスキャナのオリジナルのカラースペースは可視領域より広いのですが、そのままでは他のコンピュータ機器で扱えないため、カラースペースをsRGBやAdobeRGBに変換して画像データを書き出しています。

カラーマネジメント(6):画像データのICCプロファイル

− 画像データにICCプロファイルを埋め込む/利用する −

ICCプロファイルは、画像データにも「カラープロファイル」として埋め込む(タグ付けするとも言う)ことができます。カラープロファイルとは「この画像データのカラースペース(色域)は何か」という情報で、sRGBやAdobeRGB、CMYK等のカラースペースを記述したものです。

では、画像データのICCプロファイルの埋め込み、利用について解説します。

カラーマネジメント(5):モニタのICCプロファイル

− モニタで正確な色を出すための基礎 −

普段使用している液晶モニタやCRTの色もICCプロファイルでカラーマネージメントを行うことが可能です。モニタの ICCプロファイルはプリンタの印刷色と画面の色合わせを行うためにも重要で、WindowsのICMやMacOSのColorSyncで利用されます。

ここでは、モニタのICCプロファイルについて簡単に解説します。

カラーマネジメント(4):インクジェット用紙のICCプロファイル

− 用紙ごとのICCプロファイルで正確な発色を行う −

キヤノン純正インクジェット用紙のICCプロファイルは、Adobe Photoshop等に内蔵されているACE(Adobe Color Engine)のような、アプリケーションソフトウエア独自のカラーマネージメント機能で利用します。この純正インクジェット用紙のICCプロファイルは、プリンタドライバをパソコンにインストールする時に同時にインストールされます。
旧機種のインクジェットプリンタには、純正インクジェット用紙のICCプロファイルが添付されていないものがあります。

では、インクジェット用紙のICCプロファイルの見方と使用方法について簡単に解説しましょう。

カラーマネジメント(3):インクジェットプリンタのICCプロファイル

− データの持つ色彩をインクジェットプリンタの印刷で活かす −

ICCプロファイルは、モニタやプリンタなどのハードウェアデバイス用だけでなく、カラースペースを定義する為に画像データに埋め込む場合や、出力するインクジェット用紙用のICCプロファイルもあります。これらのICCプロファイルをカラーマネージメントシステムで正しく利用する事で、データが持っている色彩を各デバイスが表現できる色再現領域内で最大限引き出す事が可能なのです。

では、はじめにインクジェットプリンタのICCプロファイルについて簡単に解説します。

カラーマネジメント(2):カラーマネージメントとプリンタの印刷

− インクジェットプリンタの印刷の色処理 −

カラーマネージメントがどのような働きをしているのかを具体的に学ぶために、まずインクジェットプリンタの印刷における色処理の流れを見てみましょう。
プロファイルを持った画像、持たない画像が印刷される過程で、ドライバやアプリケーションがどのように色を解釈していくのかを解説します。

カラーマネジメント(1):カラーマネジメントの基礎

− カラーマネジメントとは何か −

デジタルカメラの本当の色ってなんだろう?
画面とプリントの色が違うのはなぜだろう?

カラーマネージメントとは、デジタルカメラやスキャナなどの画像を、モニタやプリンタなど出力デバイスでも同じ色で再現する技術です。
キヤノンインクジェットプリンタPIXUSや純正インクジェット用紙は、カラーマネージメントにも対応しています。
カラーマネージメントの知識を身につけて、デジタルフォトプリントの幅を広げてみませんか!

キャリブレーションの意味を理解しよう

― 正しいモニタキャリブレーションとは ―

読者の皆さんの中には、ポジフィルムを確認するためのライトボックスを使ったことがある方は多いと思う。ポジフィルムを使用する=ライトボックスを持っている、といっても過言でないほど、この両者は密接な関係にある。ライトボックスの上にポジフィルムをのせ、観察することがポジフィルムの正しい評価になっていた。デジタル画像におけるライトボックスに相当するものがモニタであることは理解できると思うが、モニタの色を正しく調整した状態で見ている人は意外と少ないのが現状だ。モニタの色が変われば画像の色も変わってしまい、正しい色が何か分からなくなってしまう。今回はモニタの色合わせの重要性について解説しよう。

カラーコントロール

− よりよいカラーデータ運用のために −

カラーに関する問題は山積しているが、大切なことは自分がどのようなカラーを創り出して行きたいのかという明確なビジョンをもち、それを撮影、画像処理、プリントアウトなどの過程で具現化していくことだ。そのためのカラーコントロール技術を、自分の手足として使いこなしていくことが、夢への近道になる。