一眼からコンパクト、携帯電話に至るまで、数々の最新デジタルカメラのレビューや使いこなし、作例を写真雑誌やWebで発表している大浦氏。日々大量のデジタルフォト撮影をこなす大浦氏が語るのは、データのことではなく、意外にも"プリント"の大切さだった。むしろデジタル化で変わったことは、ベテラン、ビギナーに関わらず、プリントによって写真本来の楽しみ方の原点に戻ったことだと言う。
手軽に高品質な写真を撮ることが可能になったコンパクトデジタルカメラ、それを自宅で美しく出力することのできるインクジェットプリンタの進化・・・それらを簡単に手にすることができるのだから、もっと写真をプリントとしてカタチにしてほしい。そして写真の力をもっと感じてほしいと力説する。
デジタルカメラによる撮影から、忠実に再現する現像、プリントに至るまでのフロー…今までプロが必要とされた機材を要することなく、自ら美しい作品を仕上げることができるようになったことがデジタルの大きなメリットだ。
デジタルフォトは、撮影から美しい写真作品作りまでを誰にでもできるレベルにまで簡単にした。それがもたらした効率化はもちろん重要なことだが、たくさん撮り、そしてたくさんプリントすることを心がけることが、自分の作品のレベルを上げる重要なポイントだと、国内外の街が見せる一瞬の姿を写し撮ることで活躍する藤井氏は語る。
「写真の愉しみ」とは「写真を人に見せる」こと…撮影したその場で写真をプリントして見せることで、言葉の壁を越えて撮影意図を伝えられたり、見た人の表情の変化で写真の良し悪しも把握できる。仕事でもプライベートでも、プリントを見せることで次の撮影に臨むパワーをもらっていると望月氏は語る。
写真がデジタルに変わっても、人に感動を与える「いい写真」の表現は変わらない。撮影から出力までの劇的な時間短縮こそが、デジタル機材を使う最大の理由だという。
1967年1月1日、福岡県福岡市生まれ。
東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。スタジオアシスタント、写真家の沼田早苗氏、森健児氏の助手などを経てフリーランスに。ポートレートを中心に雑誌やCDジャケットなどの写真撮影を担当するほか、1992年より旅写真家としての活動を開始。「みち」をテーマに、国内外の旅行先で撮影した写真をさまざまなメディアで発表している。また、近年はカメラ誌などでデジタルフォト関連の記事を執筆。カメラや撮影に関する解説書の企画・監修も数多く手がけている。「七人のデジタル侍」や「PHOTOS」(フォトス)といった写真家ユニットにも参加し、デジタルフォトの第一線で活躍する仲間たちとデジタル表現の可能性を探求中。
京都市に生まれる
東京写真専門学校卒業
1984年 株式会社アーバンパブリシティー入社 現 株式会社アマナ
2005年 株式会社アキューブ設立
[賞歴]
広告電通賞、FCC広告賞グランプリ
APA賞入賞、日経広告賞
ニューヨークADCインターナショナルアワード
TIMESアジアパシフィック広告賞(銀賞)
2001年度朝日広告賞F部門(車両・輸送機械の部)部門賞
日本広告写真家協会(APA)会員
企業の写真制作室にて広報宣伝用写真制作に携わる。退社後、2000年よりフリーランスの自然&動物写真家として活動を始める。
「The colors of nature」のテーマのもと、アフリカ、カナダ、セイシェルなどの自然・動物、そして国内の風景や花などを中心に撮影取材を行っている。また、撮影会や写真教室の講師等、写真愛好家の指導にも力を注いでおり、自然風景の他、テーブルフォト、花火、夜景などいろいろなジャンルの指導をこなす。写真専門誌の撮影、執筆、フォトコンテスト審査などでもおなじみ。2005年4月にはNHK教育テレビ「趣味悠々」にてデジタルコンパクトカメラの講座を担当する。
キヤノン販売(株)「EOS学園」講師。
社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。